近視よサヨナラ

第1話


第1話「メガネ同志」 〜レーシックを知る〜

私が「レーシック」という言葉を初めて聞いたのは上京していた昔からの友人が帰省した際に一緒に温泉に行った時でした。

それまでレーシックなどという言葉は全く知らなかった私。

私は中学校3年生の頃から近視が酷くなってきた為、メガネ生活を余儀なくされました。当時はそんなに気にしていなかった「メガネ生活」しかし、時が経つにつれメガネに若干のコンプレックスを抱くようになってきます。いや、正確にはコンタクトを使うのが苦手な自分にイライラしていたのです。

周りの「メガネ同志」達はこぞってコンタクト派へ。その中で今回私にレーシックを教えてくれた友人は数少ないメガネ同志でした。

それが、今回の帰省でメガネがありません。

「ついに君までコンタクト派か・・・」落胆しながらそう言った私に、彼が誇らしげに言いました。

「違う!!俺はレーシックを受けたんだ!!」その表情は満面の笑みだった事を覚えています。

「レーシック???なんじゃそりゃ?」全く知らなかった私に友人は優しく語りかけます。

「簡単に言えば、特殊なレーザーを眼球にあてて近視を治すんだ」と、さらに

「痛くないし、手術自体は10分もかからないんだよ」と。

そりゃビックリですよ。そんな短時間で裸眼で見えるようになるなんて・・・

今まで考えた事すらありませんでしたから。

しかし、用心深い私はその時点ではレーシックを疑っていました。
「ホントに大丈夫なのか?」「後遺症とかあるんじゃないのか?」

帰宅した私はインターネットで「レーシック」と検索。

そこには確かに短時間で近視を治す事ができ、後遺症の心配もないと膨大な情報がありました。そして私の心の中には「俺もやってみたい・・・」という気持ちが芽生え始めました。


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